こんにちは!西宮の今津ぴっと骨盤整体院です。
皆さんは、ギックリ腰になった事はありますか?
腰痛の中でも聞いた事もある、なった事もある方が多いギックリ腰からの慢性腰痛についてお伝えしていきます。
ギックリ腰とは、いわゆる「急性腰痛」と言われています。
主に腰部の筋肉や靭帯に急激な負担がかかる事によって生じる痛みと言われています。
今回は、そんな急性腰痛から慢性腰痛に進行してしまったと考えられます。
- なかなか腰痛が改善しない方
- 3ヶ月以上、ダルさや痛みがある方
参考になると思いますので、最後までご覧ください。
患者様情報
性別:女性
年齢:30代
主訴:腰痛
養護学校に勤務されている女性。生徒達のお世話や身の回りのお手伝いで
年に数回はギックリ腰を起こしている状態。
最初は数日から1週間で痛みやダルさは消失するが、最近では、なかなか軽減する事もなく、むしろずっとダルさや痛みはある状態でおり悩んでいる時に当院に来院される。
来院する前に整形外科に受診するも、レントゲンやMRIなどの画像診断では異常な所はないとの事。
治療経過
初診
立っていると段々と腰部や臀部に痛みやダルさが出現する。椅子に座っても同様。
椅子から立ち上がる時や、床に座る際などに痛みやダルさは変化はなし。
腰部は少し曲げた状態で、伸ばそうとすると痛みやダルさが悪化するが丸くなるように曲げる時は痛みやダルさは出現しない。
パトリック検査・トーマステストは陰性。
筋・骨格に負担がかかり、筋緊張が強くなっている事から慢性的に痛みやダルさが出ている状態でした。
整体では、腰部の緊張を改善させる為に広背筋・殿筋群・腸腰筋を調整し、骨盤矯正では、左右の骨盤のバランス・前後の歪みを調べ骨盤の土台になる仙骨の中心に整えていきました。
2診目
初診時にあった、立っている時や座っている時の段々と腰部や臀部に痛みやダルさが出現していたのが、軽減してきた。
だが、身体の筋緊張はまだまだ強く出現していたので、体幹のインナーマッスルの状態を調べる為に検査も考えていたが、様子を見る事にして引き続き広背筋・殿筋群・腸腰筋を中心に調整しました。
骨盤矯正では、前回より細かく腰椎の歪みやズレを一つ一つを確認していき整えていきました。
3診目
初診時、2診目の痛みやダルさはかなり軽減してきたので、今回は体幹のインナーマッスルの状態を調べました。
年に数回の急性腰痛のギックリ腰になってた事もあり、インナーマッスルは弱くなっていました。
結果、本来身体を支えるのに使用しないといけない筋肉である体幹のインナーマッスルが弱っていた為に、慢性的な腰痛に進行したと考えられます。
このインナーマッスルを鍛えていく事で、身体を支える力が強化され、また骨盤の安定化に繋がり骨盤の歪みや腰椎のズレを改善していけるようにしました。
4診目
前回より体幹のインナーマッスルも一緒に鍛えている事もあり、かなり痛みやダルさは軽減してきました。
軽減してきてもまだ悪化する可能性がある事を伝え、ご自宅で出来るストレッチを指導しました。
5診目
初診、2診目、3診目と施術を行っていくと当初の痛みやダルさは改善され、消失していました。
これからは、今回のように悪化しない為に引き続き整体では筋肉の緊張を調整していき、骨盤矯正では、身体のバランス・歪み・ズレを整えていき、正しい姿勢を維持できるように体幹のインナーマッスルを鍛えていきます。
まとめ
今回の腰痛は急性腰痛のギックリ腰から慢性的な腰痛に進行してましたが、椎間関節での痛みが原因で悪化する人もおられますし
西宮の今津ぴっと骨盤整体院では痛みの部位だけを診るのではなく
お身体全体を診ていき本当の原因を特定していきます。
そして患者様のお悩みを改善していきます。
気になる方は一度、当院までご相談下さい。