整体に行って、その後すぐは身体が軽くなったり、

痛みがなくなったりするのに、すぐ症状が戻ってしまうことありませんか？

それは身体の状態がひどい場合もありますが、

もしかしたら過ごし方で効果が薄れてしまう場合もあります。

その場合だと、とても勿体無くないですか？

今回は整体の効果を高めて、

長持ちさせるにはどのような過ごし方がいいのかを紹介していきます。

整体後の効果は何日まで？

整体に通い始めたばかりの方は施術効果は

だいたい1週間程度で症状が戻ってくると言われています。

しかし、症状がひどい方は3日で戻ったりもします。

身体の状態で効果の持続期間が大きく違ってしまうのが、現実です。

なので、通い始めは集中的に施術を受けてもらうとより施術効果が期待できます。

通院期間が長くなるにつれて、身体の状態が良くなるので、

施術の頻度が減り、効果も持続しやすくなります。

整体を受けた直後の過ごし方

整体を受けた直後の過ごし方がとても大切で、その後の効果の持続を高めるために重要です。

整体後の過ごし方を紹介していきます。

水分をしっかり摂取する

施術を受けると、溜まった老廃物を体外に排出しようと動きが活発になります。

老廃物は身体に溜めておくメリットはありませんので、可能な限り外に排出した方がいいです。

水分摂取はその体外へ排出する働きを助けてくれます。

水分をしっかり摂取すると、利尿作用が働き、尿や汗、便などの形で

老廃物も一緒に体外へ出してくれます。

ただし、アルコールやカフェインを含んでいるお酒やコーヒー、紅茶の摂取は控えましょう。

アルコールやカフェインは交感神経を刺激して、交感神経優位になるので、

身体の回復効果が薄くなってしまいます。

整体後はリラックスする時に働きが強まる副交感神経が優位の状態なので、

反対の働きをする飲み物は避けるのがベターです。

十分な睡眠を取る

副交感神経を優位にすることが回復力を高めるために大切なので十分な睡眠が必要です。

整体後は特に早く寝るように心がけたり、寝具や照明などを気にして、

睡眠の質を高めれるようにしましょう。

あとは日中でも眠気に誘われても、特に抗わずにお昼寝しましょう。

ただし、長くても30分程度でそれ以上お昼寝すると、

夜の睡眠に影響が出てしまうので、注意しましょう。

軽い運動を行う

施術を受けたあとは、身体が軽くなったり、

可動域が広がり体を動かせる範囲が広がるので普段より運動がしやすくなると思います。

軽めのストレッチやウォーキングなどの軽めの有酸素運動はオススメしていますが、

激しめの運動を行ってしまうと普段より動かせる分、

ケガのリスクが少し上がってしまうので、気をつけましょう。

他には、いつもより姿勢を意識して正しい姿勢を維持するのも

普段と少し違う筋肉を使うので効果的です。

正しい姿勢はすぐに実践できるので、ぜひ試してみてください。

整体後に気をつけてほしいこと

上記までは整体の効果を長持ちさせる方法をお伝えしました。

次に整体後に気をつけてほしいことをお伝えしていきます。

長時間の入浴を控える

施術直後の入浴やサウナは避けましょう。

施術から2〜3時間後の入浴がベストです。

普段から使っている筋肉とは違う筋肉を施術で刺激しているので、

施術直後に入浴すると、少し疲労感を感じてしまうかもしれません。

そのため少し時間をあけてから、入浴しましょう。

また入浴するときは施術によって血流が良くなっているので、

ノボせやすくなるため、長時間の入浴は控えて、汗を流す程度にとどめるのが無難です。

カバンや荷物を持つ手を変える

普段と同じ持ちやすい手で持ってしまうと、

歪みの矯正をしてバランスを整えてもすぐに元に戻ってしまいます。

施術後は反対の手で持つようにしましょう。

足を組む場合も同じです。

ベストは足を組まないことですが、組みたくなったら、いつもと反対の足を上にしましょう。

同じ姿勢で過ごさない

身体の回復力を高めるためにはいつもと同じ姿勢で過ごさないようにしましょう。

自分のクセでまた歪んでしまうからです。

デスクワークなどで普段座り姿勢が多い方は意識的に身体を動かしたり、

歩く回数を増やしていきましょう。

朝起きて体操やエレベーターを使わずに階段を使うなど、

実践しやすい簡単な運動を取り入れるといいです。

まとめ

施術をしても、同じ姿勢を取り続けたり、いつもと同じような生活を繰り返したら、また同じような身体の歪み方が生まれます。毎回施術をきっかけに一つでも姿勢や過ごし方を変えていったら、施術効果が長持ちしていきます。

少しの意識が施術効果を薄めたり、長持ちさせたりするので、気をつけていきましょう。