「慢性腰痛がずっと続く」
「長年腰が痛いまま」
「朝起きてから腰がだるい」
「色々試したのになかなか改善しない腰痛」
40〜50代の大人女性からよく届くお悩みです。
結論から言えば、痛む場所だけを揉んだり伸ばしたりする“点のケア”では限界があります。
骨盤という“土台”を整え、体幹(腹圧)と生活動作をセットで再設計することが
戻らない改善への近道です。
なぜ終わらない?——骨盤前傾×体幹低下×習慣
ほとんどの女性に多いのが、骨盤前傾(反り腰)+体幹の弱さ+同じ姿勢の反復の三重奏です。
太もも前(大腿四頭筋)や腸腰筋が硬くなると骨盤が前に倒れ
腰椎のカーブが深くなって椎間関節と筋膜に負担が集中します。
腹圧が保てないと“腰で反って支える”クセが固定されてしまいます。
さらに座りっぱなし・片足重心・足組み・つま先外向き歩行などが続けば
夜間の回復が追いつかず、朝の重だるさとして表面化します。
これが「ずっと気になる腰痛」や「なかなか改善しない腰痛」の正体です。
30秒で分かる“骨盤サイン”
-
壁立ちテスト:かかと・お尻・肩甲骨・後頭部を壁に当て
腰と壁のすき間を確認します。
手のひら1枚が目安になります。こぶしが入るなら反り腰傾向です。 -
横向き鏡チェック:恥骨が下がって見える・下腹が前に突出→骨盤前傾サインです。
-
習慣チェック:座ると足を組む、立つと片足重心、つま先外向き
ハイヒール・合わない靴が多い——いずれも骨盤前傾を助長します。
今日からの「骨盤戦略」——ゆるめる→安定→戻さない
A|前面を“ゆるめる”(各20秒×左右2〜3回)
片膝立ちで後脚の太もも前・腸腰筋をストレッチしましょう。
前傾を促してしまうクセを改善出来ます。デスク脇でもOKです。
B|体幹と殿筋を“安定”
-
ヒップリフト:仰向け膝立てで骨盤を軽く丸め、10回×2セットしましょう。
上げる前に息を吐き、下腹を薄くするイメージでお願いします。 -
ドローイン:30秒×3セット。肋骨をやや下げて、腹圧で姿勢を保持しましょう。
C|生活で“戻さない”
-
椅子は深く座り、骨盤を立てる(腰クッション可)。
-
30分ごとに立ち上がり、胸郭を伸ばして3回深呼吸。
-
立位は両足荷重・つま先正面、片足重心と反り過ぎを避ける。
“朝だるい”を変える寝起き1分ルーティン
-
骨盤ニュートラル呼吸(30秒):仰向け膝立てで息を長く吐き
下腹を軽く引き込み骨盤を真っすぐにします。 -
ワイパー運動(30秒):膝を閉じたまま左右に小さく倒して腰部の緊張をほぐしましょう。
加えて枕はやや低め、横向き時は膝の間に
小枕で骨盤のねじれと腰椎の過伸展を抑えます。
柔らかすぎて腰だけ沈むマットは見直し対象です。
通院×セルフで“戻らない仕組み”を作る
セルフケアで軽くなるなら継続してみて下さい。
しかし数ヶ月〜数年続く慢性腰痛や、朝の重だるさが習慣化している場合は
骨盤×使い方(体幹)×習慣を同時に見直す必要があり改善への近道になります。
当院の今津ぴっと骨盤整体院では
-
姿勢分析で可視化(骨盤傾き・可動域・筋バランス)
-
トムソンベッド骨盤矯正(やさしい刺激で土台をリセット)
-
筋肉・筋膜調整+EMS(深層筋を目覚めさせ保持力を強化)
-
歩く・座る・寝るの3動作を個別に最適化
上記を段階的に実施し、「整体に行くと良くなるけれど数日で戻る」を
卒業できる設計を行います。
まとめ:骨盤から“終わらせる”
「慢性腰痛」「長年腰が痛い」「朝起きてから腰がだるい」「なかなか改善しない腰痛」
どれにも共通する鍵は骨盤の歪みと腹圧です。








