結論から
首こりとめまいが同時に起こる背景には
首まわりの緊張・姿勢の崩れ・自律神経の乱れ が重なっているケースが多くあります。
首だけをほぐしても改善しにくいのは、この「重なり」が解けていないためです。
首こり・めまいとはどんな状態か
病院で検査を受けても大きな異常が見つからず
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首が常に重だるい
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首の付け根が詰まる感じがする
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フワフワするようなめまい
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立ち上がるとクラっとする
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頭がぼんやりする
といった症状が続く場合
首の緊張と自律神経の影響 が関係していることがあります。
西宮周辺でも
「原因が分からないめまい」
「薬以外の方法を探している」
と整体院やセルフケアを検索する方が増えています。
首こりとめまいが改善しにくい3つの原因
① 首まわりの筋肉が常に緊張している
スマホやデスクワークが続くと
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首が前に出る
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肩がすくんだ姿勢になる
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首の筋肉が休めなくなる
この状態が続くことで
首周囲の血流が落ち、めまいにつながりやすくなります。
② 姿勢の崩れで自律神経が乱れやすくなる
猫背や前かがみ姿勢では
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首から背中が丸まる
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呼吸が浅くなる
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自律神経の切り替えがうまくいかなくなる
整体院の視点では
首だけでなく「姿勢全体」を整える必要があるケース が多く見られます。
③ 緊張状態が続き、回復できていない
ストレスや不安が続くと
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無意識に呼吸が浅くなる
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身体が常に緊張モードになる
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夜にしっかり休めない
結果として
首こり・めまい・自律神経の不調が重なりやすくなります。
自分でできる簡単チェック
次の項目に当てはまる数が多いほど
首こりとめまいが起こりやすい状態です。
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首や肩に力が入りやすい
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長時間同じ姿勢が多い
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呼吸が浅いと感じる
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天気や気圧で体調が左右される
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寝ても疲れが残る
2つ以上当てはまる場合、日常の整え方が重要です。
日常でできる症状緩和のポイント
日中
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30分に1回、首と肩の力を抜く
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パソコンや携帯の画面を目線の高さにあげる
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首を突き出さない
立ち上がり
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急に動かず、ゆっくり立つ
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立つ前に深呼吸を1回
夜
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寝る直前のスマホを控える
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湯船で首まで温める
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その日の緊張を吐く呼吸を行う
自宅でできるやさしいセルフケア
首・肩の緊張をゆるめるケア
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肩をすくめてストンと落とす
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首を左右にゆっくり倒す
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痛みのない範囲で10〜15秒
1日2〜3回が目安です。
呼吸を整えるケア
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鼻から4秒吸う
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口から6秒ゆっくり吐く
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肩を動かさず行う
吐く時間を長めにすることで、自律神経が落ち着きやすくなります。
受診を検討したほうがよい目安
次のような場合は、医療機関での確認が必要です。
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強い回転性のめまい
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手足のしびれや力が入りにくい
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ろれつが回りにくい
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今までにない激しい症状
異常がなければ、整体院でのケアや生活の整え方が役立つケースもあります。
まとめ
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首こりとめまいは自律神経と深く関係する
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姿勢・呼吸・首の緊張を整えることが大切
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セルフケアは短時間でも継続が重要
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改善しない場合は専門的な確認を








