太ももの内側の筋肉って意識したことありますか?
太ももが引き締められたり、
骨盤の安定やO脚の改善効果が期待できるなど
いろいろな働きがあります。
今回は太ももの内側の筋肉についてお話していきます。
太ももの内側の筋肉=内転筋
太ももの付け根から太ももの内側、膝の内側にかけての筋肉で
骨盤と膝の間をつないでいる筋肉群です。
脚を閉じたり、脚が外側に広がるのを防ぐ役割、
歩く際に前後に出た脚を元に戻す役割などをしています。
腰から下の動きをスムーズにするための大切な筋肉です。
内転筋は他の筋肉と同様で、使われない限り、加齢とともに衰えます。
逆にしっかりと使えれば、衰えにくく、鍛えられたりもします。
内転筋は歩くことで鍛えられます。
意識する方は少ないと思いますが、足の内側に体重をかけると鍛えられます。
二足方向のキーマン
内転筋はあまり注目されないです、、、
ただすごい重要な仕事をしてくれています。
それは、
人間が二足歩行できるようになったキーマン
といってもいいぐらい大事な筋肉です。
手術せずに自分の足で歩き続けること目指すなら、
絶対に意識したい筋肉です。
内転筋とは
一つの筋肉ではなく、太ももの内側にある
大内転筋、小内転筋、長内転筋、短内転筋、恥骨筋、薄筋で構成された筋群の総称です。
加齢で運動量が減ると、全身の筋肉が弱り、筋肉量も減っていきますが、
内転筋も同様です。
ある程度年齢を重ねると
意識的に内転筋を使って、働かせて、鍛えていく。気持ちが大切です。
内転筋の働きは?
内転筋は文字通り、脚を内側に閉じます。
もし内転筋が弱ってしまうと、
太ももの骨が外転外旋し、ガニ股状態になります。
すると、いわゆるO脚になりやすく、
股関節や膝関節に負担がかかり、「変形性膝関節症」が進行します。
更に重要なのが、
「骨盤を支えること」です。
内転筋が仕事をサボると、骨盤が歪み、腰を含んだ広い範囲に悪影響が及び、
歩くことさえ困難になります。
「腰痛」もあっという間に悪化してしまいます。
骨盤周りには骨盤底筋群というインナーマッスルがあります。
骨盤の底にある筋肉のグループで
ハンモックのように大切な臓器などを支える重要な働きをしています。
骨盤底筋群とつながる内転筋が衰えてくると、
この骨盤底筋群も一緒に弱くなり、
尿漏れなどの尿トラブル、脱腸、子宮脱などが引き起こされることもあります。
年齢を重ねれば、重ねるほど大事な存在とは、上記のようなトラブル回避という理由もあります。
大切なので改めて伝えます。
内転筋は骨盤底筋群と連結しています。
骨盤底筋群はインナーマッスルでもあるので、
腰痛などにも深い関連があります。
当院では
腰や股関節に痛みや違和感がある方には、
整体で内転筋にもアプローチを掛けていき、症状改善を目指し
矯正で骨盤・股関節の歪みを調整し、しっかりと正しく使えるようにしていきます。
そして、インナーマッスルを刺激する特殊な電気刺激でインナーマッスルを鍛えていき、
症状改善を目指していきます。
長年の腰痛や股関節の症状にお悩みの方は
もしかしたら、内転筋が原因かもしれません。
一度当院にご相談ください。