「ほぐしてもすぐ戻る」
「朝から肩がだるい」
西宮で肩こりや首こりに悩む40〜50代女性のご相談で
実は頻繁に見つかる“見落とし”があります。
それは、肩そのものではなく骨盤と股関節の連動不全です。
骨盤が前後や左右に傾くと背骨のカーブが崩れ、肩甲骨は肋骨に貼り付きやすくなります。
さらに股関節が硬いと、歩く・座る・立つたびに上半身へ不要なねじれが伝わり
肩周りの筋肉が常時緊張します。
結果として
「肩こりの原因が分からない」
「揉むと楽だが持続しない」という悪循環に陥ります。
なぜ“骨盤—股関節—肩甲骨”が鍵なのか
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重心の崩れ:骨盤が後傾すると頭部が前方シフトします。
首の深層筋が弱まり表層筋が代償して首こりが固定化します。 -
肩甲骨の滑走不全:股関節が硬いと歩行時の骨盤回旋が出ず、胸椎の回旋も減少。
肩甲骨が外側で固まり、肩を上げるたびに詰まり感が出ます。 -
呼吸の浅さ:猫背が強まると横隔膜が働かず血流が低下。
老廃物が滞り、肩こりの回復が遅れます。
自宅でできる“連動リセット”(合計5分)
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骨盤ロッキング(60秒):椅子に浅く座り、骨盤を前傾→後傾へ10往復。
仙腸関節をゆるめて背骨が伸びやすいベースを作る。 -
90-90ヒップローテーション(60秒):床座りで膝を左右に倒す×20回。
股関節の回旋を引き出し、骨盤の左右差を整える。 -
壁スライド(90秒):壁に背中をつけ、肘を直角で上下10回。
肩甲骨を肋骨面で滑らせ巻き肩をリセット。 -
ドローイン+腕リーチ(90秒):仰向けで息を吐きながらお腹を薄くし
腕を天井へ伸ばし肩甲骨を1cm浮かせ10回。
姿勢保持筋(腹横筋・前鋸筋)を同時活性化。 -
呼吸4-8(40秒):鼻4秒吸う→口8秒吐く×4セット。
自律神経を整え、筋緊張をクールダウン。
朝・昼・夜の1日3セットが理想。1〜2週間続けると
「肩が軽い」
「首の回旋が滑らか」といった体感が現れやすくなります。
こんなサインは専門ケアへ
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片側だけ常に重い/腕の挙上に左右差が大きい
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入浴後や睡眠後も凝りが取れない
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しびれ・頭痛を伴う、または薬を週3回以上服用している
自己流では“層の深い原因”に届きません。
今津ぴっと骨盤整体院では姿勢分析で骨盤・股関節・肩甲骨のズレや可動域を数値化し
トムソンベッドによる無痛の骨盤矯正で土台をしっかりと改善します。
さらに股関節モビリティの回復と肩甲骨リリース、呼吸再教育までを一連で行うため
表面的なマッサージでは届かない根本改善と“戻りにくさ”を目指せます。
肩だけを責めず、骨盤と股関節の連動を整えることが
慢性的な肩こり・首こりからの卒業への最短ルートです。
原因を見定め、適切な順番で整えましょう。
来院前の不安や疑問もお気軽にご相談ください。
施術後は、あなたの生活動線(座り方・歩き方・家事姿勢)に合わせた
“続けられるセルフケア”を処方し、良い状態の定着をサポートします。