こんにちは。西宮の今津ぴっと骨盤整体院です。
保育士さんはお仕事柄、子どもを抱き上げたり、子どもをおろす時に前屈みになることが多く、
特に床にしゃがんで、抱っこしてからの立ち上がりなどは腰痛が出やすい動作になっています。
特に年齢の低いクラスでは抱っこの回数も必然的に多くなり、腰痛のリスクも高くなります。
さらには乳児クラスだと、オムツ替えや着替え介助など、前屈みの姿勢も多くなり、
腰に負担をかけてしまいます。
腰の筋肉などは負担が大きく、
特に背骨を支える脊柱起立筋や股関節や骨盤を支える殿筋群などは痛めやすい筋肉になります。
他にも抱っこなどの時間が長くなれば、体重も必然的に左右どちらかにかかりやすくなり、
骨盤などの歪みに繋がったりします。
今回はそんな腰に負担がかかることが多い保育士さんの腰痛が改善した症例レポートです。
保育士さんはもちろん、お子様がいて、抱っこの時間や抱っこの回数が多いママさんは
参考になるかもしれないので、ぜひお読みください。
患者様情報
性別:女性
年齢:40代前半(子供 3人)
職業:保育士
お悩みの症状:腰痛
保育士の仕事しており、床に座っての園児の寝かしつけや、園児を抱っこしてからの立ち上がり時に腰やお尻に痛みが出ており、昨日から立ち上がり時の痛みがひどくなってきたのと、左足に体重をかけると痛みが強く出て、これ以上ひどくなると動けなくなると思い、来院されました。
治療経過
初診
筋肉の緊張を確認した際に、腰部も筋緊張ありましたが、
それよりも殿筋部に筋緊張が強く、特に左中殿筋に筋緊張が強く出ていました。
骨格の歪みは
左短下肢、腰椎の前弯が強く、仙骨尾側も左へ変位していました。
左骨盤の歪みと左中殿筋の筋緊張が腰痛の原因と判断し、
骨格矯正と中殿筋を中心に整体を行っていきました。
2診目(初診の翌日)
初診時より左足へ体重をかけれるようになり、イスからの立ち上がりなども痛み軽減していましたが、まだ痛みは残存しており、安心はできない状態とのことでした。
前回より引き続き、中殿筋の緊張や骨格矯正を行い、下肢の筋緊張もあったので、ストレッチを中心に下肢の筋緊張が取れるようにアプローチ。
3診目(2診目の4日後)
前日は床へも座れて、その後の立ち上がりは多少痛みあったが、スムーズに行えた。ただ立位で靴下を履くのが困難(座位では可能)、起床後のベッドからの起き上がりに痛みがあるとのことでした。
骨格の状態として、腰椎の前弯が強く残っているので、深層の筋肉(腸腰筋)や前ももの大腿四頭筋に対してのアプローチ。
4診目(3診目の1週間後)
腰の痛みはほとんどなくなり、仕事が忙しくなるとダルさなどが出てくる程度になっていました。たまに左足に体重がかかっており、それがダルさにつながってくるのではないかと自己分析されていました。
骨格の歪みは、自己分析通りに左足に体重がかかるような歪みになっており、その部分を今後改善していくと腰の慢性的なダルさも徐々に軽減していくとお伝えしています。
5診目(4診目の1週間後)
前回時より痛みやダルさが少なくなってきており、セルフケアも育児や家事が忙しく、まとまった時間を取ることが難しいとのことだったので、歯磨きやドライヤー時などの立位でも出来るようなストレッチを指導。
今後は徐々に通院頻度を減らしつつ、今回と同じような痛みが出ないように施術していっています。
まとめ
今回は保育士さんで仕事中の立ち上がり動作などで腰に痛みが出ており、
当院の整体や骨格矯正で改善した症例について解説させて頂きました。
床での前屈みの姿勢など腰に負担がかかりやすくなります。
そのため、腰回りの筋緊張を改善したり、
骨盤の歪みを改善したりと腰に対する負担を軽減していくことにより、
仕事中の負担や痛みの出てしまうケースが減っていきます。
保育士さんでお仕事中での痛みや慢性的に困っている方は
西宮の今津ぴっと骨盤整体院にご相談ください。