西宮市にある腰痛に強い今津ぴっと骨盤整体院です。
長年腰痛に悩んでいるが、病院で検査しても原因がわからない、、、
そんなことありませんか?
もしかしたら、その腰痛はストレスが原因かもしれません。
ストレスと腰痛には相関関係があることが、国民生活基礎調査のデータ解析をもとにした研究でも報告されています。またストレスと腰痛の因果関係を示すメカニズムも複数存在します。
ストレスによる腰痛のメカニズムや特徴をお伝えします。
ストレスによる腰痛のメカニズム
ストレスによる腰痛のメカニズムには主に3つ考えられます。
- 身体化による血流不足
- 脳の痛みを感じる機能の不具合
- 心理的ストレスによる姿勢バランスの崩れ
身体化による血流不足
身体化により腰の筋肉で血流が不足すると、腰痛が発症します。
ストレスが原因で脳機能に不具合が起きると、「身体化」と呼ばれる現象が起こることがあります。
身体化とは、身体に起こるストレスに対する反応で、動悸や胃腸の不調、睡眠障害などは身体化の結果起こる症状です。
さらに身体化によっておこる症状の中には、筋肉の血流不足があります。
筋肉の血流が不足すると酸素欠乏や老廃物の蓄積が起こり、痛みを発する物質が生まれます・
痛みを発する物質が知覚神経を刺激することで筋肉に痛みを感じるのです。
身体化によって腰の筋肉で血流が不足して発痛物質が生じると腰痛を発症します。
脳の痛みを感じる機能の不具合
ストレスが原因で脳の痛みを感じる機能に不具合が生じると、痛みを感じにくくする仕組みがうまく働かずに慢性的に腰痛を抱えることがあります。
脳が正常である場合、痛みの信号が脳に伝わると同時にドーパミンが放出され、μ(ミュー)オピオイドと呼ばれる物質が放出されます。μオピオイドは鎮痛薬にも使われていて、μオピオイド受容体に作用して痛みを抑える働きがあります。
しかし脳はストレスを受けると、ドーパミンが放出されにくくなります。
すると痛みを抑えるμオピオイドも放出されなくなり、腰に慢性的な痛みを抱えてしまいます。
心理的ストレスによる姿勢バランスの崩れ
心理的ストレスを受けると姿勢のバランスが崩れて、
物を持ち上げたときなどに痛めてしまうことがあります。
姿勢のバランスが崩れた状態は猫背や反り腰のような状態です。
姿勢のバランスが崩れた状態で物を持ち上げると、
腰椎椎間板にかかる負担が増加して腰痛に繋がる可能性があります。
ストレス性腰痛の特徴
病院の検査で異常が見つからない
腰に何らかの異常があれば、病院でレントゲンやMRIなどの検査を受けると、腰椎の変形や骨折、椎間板の編成などの原因がわかります。
一方でストレスによる腰痛の場合、レントゲンやMRIを受けても異常が見つからない特徴があります。
症状に一貫性がない
到底の動きでの痛みがあったり、なかったりと症状に一貫性が見られないのも特徴で、
逆に原因がある場合は、一定時間の歩行や腰を曲げるなどの特定の動作により腰痛が出るなど一貫性があります。
ストレス性腰痛の対処法
生活習慣の改善
ストレスによる腰痛が疑われる場合、生活習慣の改善もおすすめで、
例えばウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を習慣にすると、心身の状態が整いストレスが軽減する場合があります。
またストレッチなどで腰や骨盤周りの血行を促進すると、腰痛の軽減効果が期待できるので、無理せず出来る範囲で運動習慣を身につける。
認知行動療法
ストレス性の腰痛に対して、認知行動療法が実施されることがあります。
認知行動療法とは、ものごとに対する偏った考え方についてバランスを整え、ストレスにうまく対処できるようにします。