太ももやふくらはぎ、スネにかけて、しびれや痛みがある、、、
しびれや痛みは歩くと強くなり、休むと楽になる
長時間立っているだけで、太ももからふくらはぎ、スネにかけてしびれたり痛くなる、、、
前屈みになると、しびれや痛みは楽になる
上記が当てはまる方は
もしかしたら、腰部脊柱管狭窄症かもしれません、、、
腰部脊柱管狭窄症について、ご紹介していきます。
腰部脊柱管狭窄症とは?
まず、脊柱管とは、脊髄と馬尾神経という神経が通っているトンネルのことです。
このトンネルが狭まることが脊柱管狭窄症です。
加齢によって腰椎(腰の背骨)が変形したり、
腰椎同士のクッション材である椎間板が水気を失い、出っ張ってきたり、
椎間関節や黄色靭帯と呼ばれる背骨の組織が分厚くなると、
トンネルである脊柱管が狭くなる=狭窄症になります。
また腰椎すべり症や側弯症でも、脊柱管を狭窄してしまい、
脊柱管狭窄症が生じてしまう場合もあります。
この脊柱管の狭まり方は背筋を伸ばした状態の方が黄色靭帯の厚みが増えるため、
狭まることが分かっています。
そのため長時間の立ちっぱなしや歩いている時に症状が現れることが一般的です。
どんな症状?
立ちっぱなしや歩いたりすると、
左右一方のお尻から脚にかけての痛みやしびれが出る、
足の筋力低下、歩行障害、膀胱直腸障害といった症状です。
歩いていると足が痛くなったり、しびれが出たりして、歩けなくなりますが、
しばらく前屈みなどで休むとまた歩けるようになるという症状です。
歩ける距離は100メートルの人もいれば、10メートルも歩けない人もいます。
膀胱直腸障害は
トイレに行ったばかりなのにすぐ行きたくなる頻尿や残尿感の他に
知らないうちに排尿してしまうこと、
夜間に2回以上トイレに行くことで心当たりある方は注意が必要です。
症状が進行すると排尿や排便がスムーズにできずに苦労することがあります。
また腰痛が出ずに間欠跛行、膀胱直腸障害のみ出るパターンもあります。
改善方法は?
腰部脊柱管狭窄症は下肢の筋力が落ちてきた場合、
歩いているとすぐに痛みやしびれが出る場合などは手術適応になることもあります。
ただ症状が軽度のしびれや痛みの場合は整体や矯正、薬の内服などで改善を目指します。
当院では
脊柱管狭窄症は背骨や骨盤の歪みや背骨を支える周辺部位の筋力不足を改善していきます。
矯正専用のトムソンベッドを用いて、骨盤や背骨の歪みを調整していき、
関節や背骨、椎間板などの状態を軽減します。
筋力不足に対しては背骨を支える腸腰筋や腹横筋などの
インナーマッスルを鍛えることができる「楽トレ」という専用の機械を用いて、
鍛えていき、筋力不足を改善して、背骨を支えられるようにします。
ある程度鍛えられてくると、家でも出来るセルフケアなど指導して、
自分でも改善できるように目指します。
姿勢を整えて、緊張して筋肉を緩めていき、弱くなった筋肉を鍛えることにより、
症状の改善、再発予防に努めています。
脊柱管狭窄症でお悩みの方は当院に一度ご相談ください。