人間の背骨は胸の部分で後ろに腰の部分で前に弯曲していて

ゆるいS字になっています。

なので、腰は少し反った状態が通常です。

反りすぎていてもダメだし、

まっすぐでもダメなんです。

そうでないと、腰痛などの身体の不調の原因になります。

今回は反り腰の原因やチェック方法などお伝えしていきます。

反り腰とは

本来、人間の背骨は首から背中、腰にかけて

自然にS字カーブした状態を「生理的弯曲」と言います。

正常なS字カーブの状態

・頚椎：前弯している

・胸椎：後弯している（丸まっている）

・腰椎：前弯している

腰は自然に反っていますが、反り腰はこの自然の状態より強く反っている状態のことで

「腰椎の前弯が強くなる」とも言います。

他には胸椎が通常より丸まった状態が猫背です。

また腰椎は骨盤の傾きとも関係し、連動しています。

反り腰のセルフチェック方法

自分が反り腰かどうか確認していきましょう。

壁を背にして普段の姿勢で立ち、そのままの姿勢をキープして壁にくっつくように下がります。

このとき、身体のどの部分が壁についているかと、

付いていない部分の隙間の程度で判定していきます。

腰と壁の間に手のひらを入れてスムーズに出し入れできる。

踵と後頭部が壁につかない状態は反り腰です。

反り腰は背中が過剰に反っていて,

腰と壁の隙間が大きくなればなるほど反り腰の程度が強くなります。

反り腰の原因は？

腰の筋肉が過剰に働いている

「重たいものを持つ」「長時間の立ち仕事をしている」などの場合に

腰の筋肉を継続して使っていると、腰の筋肉が常に緊張状態になり、

反り腰になる可能性があります。

腹筋（インナーマッスル）が弱くなっている

腹筋は腰椎を前から支えており、過剰な前弯を防ぐ役割をしています。

つまり腹筋と背筋が前後でバランスよく働くことで、適度な前弯をキープしています。

そのため、腹筋が弱ってしまうと腰椎の前方からの支えが減り、

背筋とのバランスが崩れて、腰椎の前弯が強くなります。

前腿の筋肉が硬くなっている

前腿は大腿直筋や腸腰筋などの筋肉があり、これらの筋肉が縮こまり、固くなると、

骨盤の前傾が強くなります。骨盤の前傾が強くなると、腰椎の前弯も強くなり、

結果、反り腰になります。

体重の増加、妊娠中

体重が増加して、お腹が出ると重心が前にかかります。

そのまま立とうとすると、身体が前に倒れてしまうので重心を後ろに戻すことが必要です。

その結果、腰を反らすような姿勢になり、その姿勢を続けることで反り腰になります。

妊娠中もまたお腹が大きくなっていくので、同じ原理で反り腰になりやすいです。

反り腰の改善方法

ストレッチ

・背中の柔軟性を改善するストレッチ

　反り腰改善のために背中をしっかり丸くして背中の筋肉をストレッチしましょう。

　また丸くなったり、反ったりを繰り返して、背中の柔軟性を改善させます。

・前腿の柔軟性を改善するストレッチ

　前腿が硬いと骨盤の前傾を促してしまい、

　反り腰の原因になるのでストレッチしていきましょう。

ぴっと骨盤整体院に行く

当院での改善方法は、

腰回りや前腿などの筋肉を緩めていき、

腰が過剰に反ってしまい緊張しすぎている筋肉の負担を軽減していきます。

さらに骨盤の前傾が強いと反り腰になりやすいので、矯正専用ベッドを用いて、

骨盤の前傾や左右の歪みを調整していき、骨盤を正しい位置に整えていきます。

そうすることにより、「生理的弯曲」に近い状態に改善され、反り腰の改善に繋がります。

その状態をキープできるように、

さらに腹筋（インナーマッスル）が弱いとお腹が前に突き出てしまうので、

そのポイントを改善できるように特殊な電気刺激を用いたマシンを使い、

インナーマッスルを鍛えていき、強化していきます。

このような方法で反り腰を改善していき、腰痛などにならない身体作りを目指していきます。

反り腰などで見た目が気になったり、腰痛などの痛みでお困りの方は

当院にお電話やLINEでご相談ください。