身体が硬いのでストレッチをする。
正しい行動だと思います。
しかし開脚ストレッチをしたら、内ももがすごい張ってしまって痛い。
そんな方はもしかしたら、無理に頑張ってストレッチを続けたら、
逆効果になってしまうかもしれません。
なぜなら、痛いところである内ももが原因ではなく、
身体の歪みが本当の原因かもしれないからです。
身体の歪みが原因?
身体の歪みが本当の原因なのに、
痛くて張っている筋肉を頑張って伸ばして、
開脚ストレッチをしても、その場は少しだけ開脚がしやすくなるかもしれませんが
またすぐに戻ってしまいませんか?
また、開脚ストレッチでしか痛みが出ないし、
日常生活では問題なく歩いたり、走ったり出来て大丈夫だから、
放っておく方も多くおられます。
ただ間違えやすいのが、安静にしていても改善しません。
ストレッチや筋トレなどのセルフケアでも改善しません。
なぜなら筋肉や骨、関節の問題ではなく、
身体の歪みからくるからです。
解剖的な問題ではなく、機能的な問題だからです。
痛みはSOSのサインです。
それ以上、いじめないで下さいという、筋肉からのSOSサインです。
絶対に無理やり頑張らないでください。
イメージとしたら、
ゴムチューブを伸ばしたところを想像してください。
ゴムチューブを伸ばしていくと、一番伸ばされた箇所に負荷がかかり、ちぎれやすくなります。
開脚ストレッチで痛みが起こる場合もゴムチューブと同じで、
身体の歪みによって均等に筋肉がストレッチが出来ていないために
筋肉がちぎれないように痛みとして、SOSのサインを出しているのです。
実際の痛い箇所は薄筋
内ももに痛みがありますが、
実際に痛い箇所は薄筋と呼ばれているところです。
文字通り薄い筋肉で、ストレスや負荷に弱い筋肉です。
この筋肉の特徴として、
股関節と膝の2つの筋肉をまたいで、付着しています。
そのため膝を少し曲げて開脚すると、薄筋が緩むので痛みが少なくなると思います。
開脚ができなくなる歪みの原因はいくつかあり、
- 骨盤周りの筋肉が硬い
- 仙腸関節の動きが悪い
- 椎間関節の動きが悪い
- 股関節、膝、足首の動きが悪い
- 姿勢が悪い
これらの原因が股関節の関節軸に歪みが生まれて、
正しい位置で正しいラインで動かせなくなっています。
当院では
同じ開脚ストレッチの痛みでも
両足が痛い方、開脚が90度以下でも痛い方、
内ももが張る前に痛い方、ほぼ180度開脚できるけど最後に少し痛い方
など色々なケースがあります。
長年のお悩みの痛みでも
骨盤や股関節などの骨格矯正、骨盤周りや背中などの筋肉の緊張を緩める整体などで
改善を目指していきます。
開脚ストレッチがしたいのに出来ないとお困りの方は
いつでもご相談ください。