こんにちは！
西宮市にある今津ぴっと骨盤整体院です。
腰痛でお悩みの方は多いと思います。さらに腰だけの痛みではなく、
下肢の方にしびれや痛みが一緒に出てしまう方もおられます。
主な原因が腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などがあります。
症状で坐骨神経領域に痛みやしびれが出てしまっている状態のことを言います。
今回は坐骨神経痛の症状がお尻の深層部にある筋肉の梨状筋や中臀筋の筋緊張によって坐骨神経を圧迫してしまい、症状が出たパターンの症例を紹介させていただきます。
- 腰痛だけでなく、お尻や太ももに痛みやしびれが出ている方
- ずっと立っているとだんだん足がダルく・しびれが出る方
参考になるかもしれないので、ぜひ最後までお読みください。
患者様情報
性別：男性
年齢：40代後半
主訴：腰痛、右大腿後面疼痛、右下腿後面疼痛
数年ほど前に腰を強く捻った時に腰部を痛めてから腰痛が発生。
その後、騙し騙しで腰を庇いながら仕事や日常生活を送るも、最近では腰だけではなくお尻のあたりや太ももの後ろ、ふくらはぎまで痛みが出るようになったとの事でした。
ずっと立っていたり、座っているとお尻や太もも、ふくらはぎがダル重くなり、痛みに変わる。
お風呂等で温めると、一時的ではあるが痛みは軽減するもすぐに戻るとの事。
初診
問診時に以下のことを確認しました。
仰臥位や座位で腰、右殿部に疼痛・歩行時に右大腿部・右下腿部・Kボンネットテスト（＋）
痛みが出ている状態で来院されたため、まずは動作時痛などの痛みを減らすことを目指し、施術を行う事にしました。
横向きで殿筋群や大腿部の筋緊張を取っていき、肩甲骨の動きを出すために肩甲骨のモビリゼーションを実施しました。
その後、うつ伏せにて下肢全体、体幹部のストレッチを痛みのない範囲内で行いました。
その後は痛みの状態を確かめながら、骨盤矯正専用ベッドを用いて、骨格矯正を実施する事にしました。
骨格の状態として、骨盤の歪みがあり仙骨部分まで歪みがある状態でした。骨盤・仙骨を中心に整えるようにしました。
施術後は座った状態や立ちっぱなしでも痛みは軽減しており、動作時痛なども軽減しているとの事でした。
2診目
痛みは軽減傾向だったが、数日で戻ってきたとの事。
状態として、前回の臀部・大腿部・下腿部・腰部との筋緊張が強く、骨盤も左右の歪みに加えて前後の歪みも強く出ている状態でした。
その結果、施術後は軽減してもその状態を維持することが出来ない、または維持することが困難になっていると考えれます。
今回より、維持するために必要な体幹のインナーマッスルの腸腰筋に刺激を入れていき、改善出来るようにしてそれを維持できるように伝えていきました。
3診目
前回より体幹のインナーマッスルにもアプローチをかけて施術を行いました。
初診、2診後の時より疼痛もしびれも軽減しており、戻るまでの時間もすぐではなかったとの事でした。
これらの事から、整体での施術で筋肉の筋緊張を改善し、骨盤矯正では骨盤・仙骨との歪みを整え、トレーニングでは体幹のインナーマッスルに刺激を入れることで正しくて良い状態でキープ・維持出来るようになる事をお伝えしていきました。
4診目
前回より整体・骨盤矯正・体幹のインナーマッスルにアプローチを行っており、初診・2診目・3診目よりも施術後の疼痛やしびれ具合の状態が良く軽減し改善しているとの事でした。
今後は施術ペースを空けても良い状態を維持出来るようにする為に、気をつけて欲しいこと、自宅で行って欲しいストレッチ等をお伝えしました。
5診目
前回より今回まで疼痛もしびれも出る事なく仕事も日常生活も送る事ができたとの事でした。
より良い状態を保てるように、引き続き施術していき、状態に合わせて施術ペースを空けて行っていく事をお話ししました。
まとめ
今回は臀筋群、大腿部・下腿部に疼痛やしびれが出て腰痛も併発してる方の症例を紹介させていただきました。
冒頭でもお伝えしたように腰痛だけでなく、お尻や下肢に症状が出るパターンは多く存在します。
その中でも症状が出ているのはどこか原因を特定するのが大切です。
今津ぴっと骨盤整体院ではカウンセリングや検査などを通して、原因を特定していき、適切な施術を行っていきます。
腰痛だけでなく、お尻や下肢にも症状が出て、困っている方は一度ご連絡ください。
