身体が固くてあぐらをかけない、、、
あぐらは出来るけど、保つのがしんどい、、、
あぐらがかけないから、床に座るのが億劫、、、
そんな方、おられませんか?
先天性股関節脱臼や変形性股関節症などの
股関節疾患の問題が原因の方もおられると思いますが、
多くの方は股関節周りの筋肉の硬さが原因かもしれません。
その辺りをお伝えしていきます。
あぐらをかけない原因
なぜあぐらをかけないのか?
あぐらの姿勢が快適でないのか?
そもそも、あぐらをかくという動作は股関節がどう動いているのでしょうか?
あぐらはまず股関節を前方向に曲げる(屈曲)、
脚を外に開く(外転)、脚を外に捻る(外旋)の
3つの動作を同時に行い、さらに膝関節の屈曲も行っています。
あぐらをかけない原因は冒頭に述べたように
関節や先天性の要因を除くと
あぐらをかく際の動作でストレッチされる筋肉の硬さが原因の一つと考えられます。
特に「昔はできていたのに、なぜか辛い」方は
運動不足などによって股関節周りの筋肉が硬くなっているということが考えられます。
どこの筋肉が硬くなる?
股関節は自由度が高く、いろいろな方向に動きます。
そして動く方向が違えば、関係する筋肉も当然変わります。
それぞれの動作でストレッチされる筋肉はこちらです。
股関節を曲げる(屈曲)
大殿筋
お尻の大きな筋肉。この筋肉が硬いと股関節が曲げにくくなります。
股関節を広げる(外転)
内転筋群
内ももの筋群で、股関節が外に開くのが難しくなります。
股関節を外にね捻る(外旋)
中殿筋
股関節を外に捻る外旋動作で使い、骨盤を横から支える筋肉。
外に捻る動きがしにくくなります。
この3つがあぐらをかく時に使われる代表的な筋肉です。
他にも引っ張る(収縮する)筋肉の弱さが原因ということも考えられます。
身体の硬い方は
これらの筋肉を無理なくほぐして、股関節周りを柔らかくすることで
あぐらをかきやすくなると思います。
自分で気をつけること
基本は身体の重心バランスが偏ってしまったり、
骨盤の歪みが起きないように気をつけましょう。
具体的には
- お姉さん座り、横座りをしない
- 足を組まない
- 股関節周りの筋肉のストレッチをする
- 身体を冷やさない
ように気をつけましょう。
上記を気をつけることで骨盤のの歪みの対策や
その周りの筋肉にアプローチをかけることが出来ます。
当院では
筋肉へのアプローチ
お尻や股関節周りの筋肉が硬くなることで
あぐらをかきにくくなることが多いので
まずは股関節の動作確認を行い、
整体で動作が悪くなっている原因の筋肉の緊張を緩めていきます。
骨盤、骨格のアプローチ
股関節周りの筋肉が硬くなると、無理な動きやクセが出やすくなるので、
骨盤や骨格に歪みが生じやすくなります。
そのため、矯正専用ベッドを使用し、最小限の負荷で歪みを調整していきます。
あぐらをかけずに、床での生活がしんどい方などは
ぜひ一度当院にご相談ください。