就寝時や運動時に足がつったりする方、おられませんか?
「つる」とは、足や手などの筋肉の伸縮バランスが崩れてしまうことで
過剰な収縮をおこし、元に戻らない状態です。
こむら返りとは
こむら返りは、足がつり、
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が過剰に収縮して、痙攣を起こした状態で
筋肉が収縮したまま弛緩しない状態で、激しい痛みを伴います。
昔は『こむら(腓)』と呼んでいた名残で
ふくらはぎがつることをこむら返りといいます。
すねや太もも、尻の筋肉など
身体のどこの筋肉もつる可能性があります。
運動中や就寝中に出ることが多く、妊娠中や加齢などによっても起きやすくなります。
「つる」と強い痛みを伴いますが、ほとんどの場合は数分間でおさまります。
どうして「つる」の?
発症のメカニズムは完全には解明されていないのですが、
大脳から発信された信号が脊髄中の神経を通り、
ふくらはぎへと直結する末梢神経へ伝達されて
初めて収縮運動を起こすのが通常のメカニズムです。
しかし、その信号がふくらはぎの一部の筋肉にしか伝達されないため。
その筋肉部のみが過度に収縮する異常事態が引き起こされます。
足がつる原因
・筋肉が疲れている
・筋力が低下している
・ミネラル(マグネシウムやカリウム)が不足している
・水分が不足している
・身体が冷えている
・血流が悪くなっている
上記のような原因で、
筋肉の伸び縮みをコントロールする神経からの命令を
受け取るセンサーに誤作動が起こることが原因と考えられます。
予防するには
不足している部分を補ってあげること、
就寝前に適度なストレッチをして血流を促してあげること、
布団から足が出ないようにしてあげること
ビタミンEを摂取すること(アーモンドやナッツ類)
などが挙げられます。
また、普段の姿勢が悪く、骨盤が歪んでいると
立ち姿勢でもふくらはぎや太ももなどの筋肉に負担がかかり、
血流が悪くなってしまいます。
こういったところも、
こむら返りの原因になりますので、
一緒に姿勢も見直してみませんか?
夜中に脚がつってしまう方、一度ご連絡ください。