ランニングをされる方は多いと思います。
ただ始めると同時にお膝が痛くなる方も増えてきます、、、
そこでランニングで出やすい膝の痛みの種類と出る原因をお伝えします。
ランニングでの痛みの種類
ランナー膝(膝蓋骨の痛み)
膝が痛くなる多くが太腿の筋肉(大腿四頭筋)が弱いこと。
大腿四頭筋が弱かったり、筋肉のバランスが悪いと、
膝蓋骨が上下ではなく、左右にブレやすくなり、
摩擦と炎症が出てしまいます。
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)
ランニングを続けると膝蓋腱に反復的なストレスがかかります。
これが炎症に繋がってしまい、膝の痛みを引き起こします。
膝蓋腱は膝蓋骨と脛骨をつなぐ腱で膝から下を伸ばすために必要です。
半月板損傷
走っていると痛めやすいのは、半月板の外側より内側です。
半月板を損傷すると、その瞬間にポキっと外れるような感覚や音がすることもあります。
その後は腫れてズキズキしたり、
膝に引っ掛かり感が出てしまい、曲げ伸ばしが困難になることもあります。
腸脛靭帯炎![22398266 (1)](https://pit-kotsuban.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
腸脛靭帯は太ももの外側を縦に走る靭帯で
股関節の上部についている大腿筋膜張筋と膝の外側を結んでいます。
大腿筋膜張筋が硬くなって縮こまると腸脛靭帯が引っ張られて、
膝の外側や腸脛靭帯自体に炎症が出ます。
腸脛靭帯炎の一般的な原因はオーバートレーニング。
ウォームアップやクールダウン不足が原因になることもあります。
変形性関節症
膝関節を覆っている軟骨がすり減ると
ランニング中に骨同士がこすれて痛みが出てしまいます。
膝が痛くなる原因
筋肉が弱い/筋肉バランスが悪い
ランニングルートがいつもまっすぐとは限りません。
ぐねぐねしていたり、凸凹だったり、
交通量が多いと急なストップや方向転換したりします。
膝周りの筋肉が弱いと膝関節が衝撃を吸収しきれずに痛みが出ることも考えられます。
膝関節を支えるために膝周辺の筋肉を強化・ストレッチが重要。
フォームが悪いと
走れば走るほど筋肉バランスが悪くなりやすく、
一部の筋肉がよく働きます。
これが続くと様々な部位に問題が生じるので、筋肉の左右差をなくすことも必要です。
地面が硬い
コンクリートなどの硬い地面はランニングの衝撃をあまり吸収しないので
膝の負担が大きくなりやすい。
フォームが悪い
走ることにも正しい走り方はあります。
土踏まずがない方や中殿筋が弱い方は、
膝が内側に少し倒れた状態で走ります。
日頃のクセで骨盤が傾いていたり、左右の足の長さが違ったりすると
股関節が硬くなり、フォームも崩れやすいです。
改善策
筋トレをする
膝周りの筋肉を鍛えると安定するので、必要です。
大腿四頭筋を鍛えると膝のアライメントだけでなく、
身体の左右の動きもサポートします。
マシンや重りを使わなくても、自重トレーニングでも効果的で
走る人に欠かせない筋持久力も同時に鍛えれます。
ぴっとに連絡する![20231020_105633_0000](https://pit-kotsuban.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
痛みが出て、筋トレやストレッチをしても改善しない場合
当院にご連絡ください。
まず状態を見たり、話を聞き、どこが原因か特定していきます。
そして、筋肉の緊張を緩めたり、骨盤のバランスが悪かったりすると
矯正専用ベッドで骨盤矯正をしていきます。
最後に必要ならフォームチェックや
日常生活で気をつけるべきことをお伝えさせていただきます。
走り始めて痛みが出たら当院にご相談ください。