ずっと座っているとむくんでしまう
夜になると足がパンパンで疲れてしまう
帰宅後、靴下を脱ぐとゴム跡がすごい
こんなお悩みの方、おられませんか?
むくみの原因
一般的には、むくみに対してふくらはぎを使うトレーニングやウォーキング、
マッサージなどで対処されている方、多いと思います。
しかし、
骨盤の歪みと栄養不足が原因で
足のむくみが起こることがあります。
骨盤に歪みがあると
股関節の付け根の鼠径部にある鼠径リンパ節という
リンパ管が集まる駅みたいなものが
慢性的に引っ張られたり、圧迫されたりしてしまい
すると、ひどい場合は夕方だけではなく、
1日中足のむくみが取れなくなる方もおられます。
さらに圧迫を受けるのは鼠径リンパ節だけではなく、
血管も圧迫されてしまい、血液循環が悪くなり、冷えにも繋がってしまいます。
身体の循環に関係があり、
骨盤の歪みが強くなると
ふくらはぎなどの全身の循環機能が低下します。
結果、むくみが改善しない状態になります。
栄養の視点では
水分を組織内に保たせるためには
タンパク質やミネラルが不足していると水分を保持できなくなり、
むくみの原因になります。
現代人はパンや麺類などの糖質過多で
タンパク質やミネラル不足が起きています。
タンパク質は血液中でアルブミンになり、
血管の中と外の水分量の調節に関わっていると考えられています。
減量のために、おかずの量を減らしたり、食事を抜いてしまうと
タンパク質不足が影響して、むくみに繋がる可能性も、、、
ミネラルの一つのカリウムもむくみに影響してます。
カリウムは体内の塩分濃度を一定にするために働いていて、
過剰な塩分を汗や尿として体外に排出してくれます。
そして、食事などで塩分摂取量が多くなってしまうと
体内の塩分濃度を薄めようとして、水分を多く溜め込んでおくことになります。
つまり、水分や塩分を排出するカリウムが少ないと
常に身体がむくみやすいということです。
改善するには
自分ではバランスよく食べているつもりでも
実は栄養が足りていないことが多い場合があります。
骨盤の歪みの改善とタンパク質やミネラルなどを摂取して、栄養改善が重要になります。
栄養面では、タンパク質を取るために卵、肉、魚を意識して食事をしてみてください。
カリウムはほうれん草やブロッコリー、納豆などに含まれますが、
食べすぎると高カリウム血症になるため注意が必要です。
骨盤の歪みに対しては、なかなか自分で歪みを治すことは難しいため、
なぜ歪んでいるのか、どのように生活習慣を気をつけたら
歪みにくくなるかを指導させていただきます。
足のむくみで困っている方は一度ご相談ください。
当院は、骨盤と栄養の視点から、お身体をトータルで診ていきます。
お悩みの方は是非ご相談ください。