スマホの使い過ぎやデスクワークの影響で
「ストレートネック」になる方が急増しています。
1日中のデスクワーク、通勤、通学や自宅で過ごす時間のスマホなど
集中して前屈みになっていませんか？
ストレートネックの症状で肩こりや頭痛が出ることが多いですが、
どう関係するのでしょうか？
ストレートネックとは？
ストレートネックはうつむいた姿勢で
スマホやパソコンを使い続けて首が前に出てしまう状態です。
そのような首に負担がかかる姿勢を長時間続けた結果、
本来は緩やかに弯曲するべき頚椎がまっすぐに伸びきってしまった状態のことです。
横から見ると頭が肩より前に出た状態になっているのが特徴です。
またストレートネックは男性よりも女性に多く見られます。
理由として、女性の方が男性よりも筋力が弱く、
首周りの筋肉の負担が大きくなりやすいためだと考えられています。
簡単にできるセルフチェック
- 背中側を壁に向けて立つ
- かかとを壁にあてる
- お尻、肩の順番で壁にあてる
自然と頭に壁があたらない場合はストレートネックの可能性があります。
頭はあたるけど、息苦しさや痛みがあってもストレートネックの可能性があります。
逆に頭が自然と壁にあたれば正しい姿勢と言えます。
症状は？
本来あるはずの首の弯曲がなく、まっすぐになっている状態で、
血行不良による首の痛みや肩こりが代表的ですが、
他にも身体的な症状に加えて、
イライラや不眠、感情の起伏が激しい、記憶力、集中力の低下など精神的にも症状が現れます。
不良姿勢によって筋肉が硬くなり、神経が圧迫されていき、
自律神経が乱れやすくなってしまうからです。
また、スマホやパソコンの使い過ぎから起こる首痛の症状は
単に「首が痛い」だけではなく、目が疲れる、身体がだるい、腕がしびれる症状から
もっと重い「変形性頚椎症」や「頚椎椎間板ヘルニア」などの疾患に
進行することも考えられます。
頭痛との関係
日常的に頭痛に悩まされている方も不良姿勢が原因となっているかもしれません。
ストレートネックや猫背は背中のカーブが強くなり、
頭が前に出てしまうと頭の重さがダイレクトに首や肩の筋肉にかかってしまいます。
これにより筋肉が緊張して硬くなってしまうと
血管が圧迫されてしまい、脳へ送るための血液循環が悪くなります。
人の頭はボーリング玉（4～6キロ）の重さがあり、
正しい姿勢の場合は背骨全体でその重さを支えますが、
ストレートネックだと、首だけで支えないといけません。
そのため、不良姿勢だと首に相当な負担がかかってしまいます。
その結果、緊張型頭痛や片頭痛のリスクが高まります。
首には脳へとつながる神経の束が通っていて、
ここに負担がかかると頭痛をはじめ自律神経の乱れなど様々なトラブルが発生します。
当院では
頭痛やほかの症状を出さないためには
しっかりとストレートネックの改善や
脳へとつながる神経を圧迫しない様に筋肉の緊張緩和などを目指して、
整体や骨格矯正を行い、正しい姿勢に調整していきます。
頭痛でお困りの方は一度ご相談下さい。
